都城島津家第10代領主北郷時久が霧島権現を祭って創建した。慶長(1596~1615)の初め、野火のため焼失し、その後、再建されたのは、10分の1ほどの規模にすぎなかったと伝えられている。なお、別当寺は新霧島山常楽寺といい、十一面観音が本尊であったという(三国名勝図会)。別当寺とは、神社に付属して置かれた寺のこと。平成27年9月5日に改築された。