お雪は、約650年前、都城領主北郷資忠が、関之尾滝で月見の宴を催した際、お酌をしていて、緊張のあまり、お酒をこぼしてしまい、それを苦にして滝つぼに身を投じたといわれる。この墓は、おそらく供養碑と思われる。今では、お雪さんを偲んで、毎年7月に関之尾滝で盃流しの行事が行われている。