福徳 祐治(今房)
 *談 来住義信・鎌田一仁・奥利治・小山田利丸

1.模擬飛行機のこと
 竹で飛行機の形を作り、その上にむしろをかけ、日の丸をあしらっていた。誤爆させるためだったのだろうか。

2.飛行機のこと
今房の北側斜面の山陰に飛行機が数機おいてあった。終戦後、飛行機の部品取りが始まった。風防ガラスを割って遊んだ。見つかって、和田方面にあわてて帰る人達を見た。出水橋付近に飛行機が相当数あった。修理のためだったのか。

3.駐留軍のこと
駐留軍の馬に乗った数人の米兵に声を掛けられたが、さっぱり分からなかった。

4.防空壕のこと
今房の北側斜面の周囲には、多くの防空壕が相当あった。現在は、崩れて無くなった。

5.日本軍の戦闘機が墜落したこと
現児湯食鳥近くの場所に、飛行機が墜落するのを見た。

6.空襲のこと
B29が飛来したので、田んぼの中に伏せた。アリが顔を這っていた。

7.その他
終戦前になったら、学生服のボタンも徴収され、木のボタンをもらった。